青少年環境学習会1
9月3日(土)、4日(日)の1泊2日で青少年環境学習会を開催しました。「海洋ごみについて学習する中で、環境への意識を高め、環境保全活動に寄与する意欲の向上を図る」ことをねらいとして、国立立山青少年自然が主催で県連合会が共催となり小学校5年6年生14名が参加しました。
プログラムの特色はごみ拾いボランティアや漂着ごみの学習に加え、海の豊かさや素晴らしさを体感する活動を取り入れることで、一層環境保全活動への意欲を深めることになると考え、つり体験や川遊びを取り入れました。
〈主な活動〉
○ごみ拾いボランティア、マイクロプラスチック調査(岩瀬浜)
○海岸の漂着ごみ見学(早月川河口、魚津漁港)
○川ごみの回収の取組み見学;富山市の網場見学(富山市中島)
○つり体験(石田浜)
○漂着物を使ったクラフト活動
○川遊び
※写真をクリックすると大きな画像になります。
次にマイクロプラスチックの回収体験をしました。
マイクロプラスチックは、5mm以下の大きさのプラスチックで3mmのふるいにスコップで砂を入れ、ふるいます。残っている小さなプラスチックを回収することができます。特に多かったのは、農業で使う肥料のプラスチックコーティング材がたくさん残りました。右の写真のたくさんの白い粒は、コーティング材です。
次にがめ川に移動し、富山市が河川ごみを回収するために設置した網場(オイルフェンス)の見学をしました。10個を超えるペットボトルが引っかかっていました。このオイルフェンスが無ければ、全て海に流れ込みます。